ぶらキャンとは?
徳沢キャンプ場で2021年7月より始まった「手ぶらでキャンプ」通称ぶらキャン。
テントからシュラフ・ランタン、夕飯・翌日の朝飯 全て用意してもらえるので、宿泊者は安心して楽チンな山岳キャンプを楽しむことができる。
河童橋から徒歩2時間、徳沢キャンプ場で初めての山岳キャンプ体験をレポートする。
徳沢キャンプ場へのアクセス
河童橋から1時間の明神池を越えて、さらに進むこと1時間。
上高地バスターミナルから合計2時間。
梓川沿い、ハルニレの木々に囲まれた緑豊かな場所に徳沢キャンプ場がある。
公式サイトには、明神〜徳沢〜横尾までなら履き慣れたスニーカーでOKと書かれており、
雨具を装備していれば、初心者でも気軽に訪れることができる。
ぶらキャンで用意してあるもの
ぶらキャンのその名の通り、テント設営からアウトドアグッズまでキャンプ道具全て揃った状態でお出迎えをしてくれる。
基本的なグッズは以下の通り
- テント
- アウトドアベッド
- アウトドアテーブル
- アウトドアチェア
- ランタン
- ストリングライト
- バケツ(モバイルバッテリー、懐中電灯、殺虫剤、アルコール除菌スプレー、予備電池が入っている)
- シュラフ
チェックインを終えたら気の向くまま何もしないを楽しもう。
ぶらキャン キャンプ飯
筆者が訪れた時は17時45分から夕食だった
雨が降っていればTOKUSAWA BASEにて、降っていなければ外で夕飯となる。
夕飯メニューの一例は以下だ
- 信州サーモンとキノコのアヒージョ
or 自家菜園のジャガイモのグラタン - カレーライス
- デザート
- 紅茶
キャンプ飯の定番カレーライスから、地元野菜を使用したスキレットで熱々を楽しむ副菜まで大満足の内容だった
翌朝は7時からコーヒータイム。TOKUSAWA BASEでいれたての熱々コーヒーを一杯。
朝の涼しい空気を吸いながらの朝食はとても美味しく頂けた。
朝食メニューの一例
- おにぎりプレート
- 味噌汁
- ソーセージ
- ヨーグルト
TOKUSAWA BASEで過ごす
ぶらキャン参加者は、屋内ユーティリティ施設『TOKUSAWABASE』を使用することができ、雨の日でもくつろぎながら山岳キャンプを楽しむことができる。
TOKUSAWA BASE内はWifiが完備されている。
また、山岳系の雑誌が置いてある。体力が余っていればボルダリングの体験も出来る。
ぶらキャンをサポートしてくれるコンシェルジュから上高地の自然についてや、キャンプの楽しさなどについて話も聞ける。
テラスで山々を見ながらゆっくりとした時の流れを楽しむことができる。
水回り
徳沢キャンプ場には、2つトイレがあり、それぞれ無料と有料となる。
・徳沢キャンプ場の入り口:公衆トイレ(無料) 24時間
・徳沢園横:チップ制トイレ(100円/回) 7:00〜19:00
筆者が利用したタイミングでは22時に公衆トイレは消灯となった。
手元のライトを照らすと、トイレ内の個室に蛾が集まってきてかなり焦った
自然と過ごすことはこういうことだと、心を落ち着かせながら冷静にトイレを後にした
水場は、24時間使用可能で飲料水と手洗い用 蛇口が分かれているため注意して使用したい
夜間は自動点灯のため安心だ
入浴施設については、ぶらキャン参加者は隣の徳沢ロッジで外来入浴ができる(900円/回)
最終入場は19:30までで20時まで利用できる。
浴槽は肩までしっかり浸かれることができるため、徳沢までの道のりの疲れを取ることができるだろう。
週末はぶらキャンに行こう
いかがだっただろうか。
ぶらキャンの魅力が少しでも伝われば幸いだ。
日々の喧騒を忘れ、極上のキャンプを味わおう。